陶湶御所坊
有馬温泉
兵庫県神戸市
1400年の長い歴史を持つ有馬温泉のなかでも、ひときわ別格の存在感を放つ「御所坊」。その歴史は鎌倉時代にまで遡り、十五代目金井四郎兵衛である金井啓修氏は、有馬温泉を現在の魅力ある街へと大きく変えてきた中心人物でもある。
その金井氏と共に、有馬千軒再生事業や観光庁の高付加価値化事業、おもてなしトイレなど数多くの事業をしてきたが、御所坊の改修も10年ほど前より継続的に行ってきている。
客室のベッド化や食事スペースの個室化、スイートルームやスーパースイートルームを新設、屋上に物干し風呂を新設、カウンター席のある厨房や館内の動線整理、大浴場や貸切風呂を改修など、数え上げればきりがないくらい。実現していないものも含めると、ほんとうにたくさんの計画を作ってきた。
そのどれも根底に共通するのは、歴史と現代の融合、お客様の満足とスタッフの働きやすさ、宿主のお客様を驚かせる遊び心と御所坊らしさである「格」。さまざまなバランス感覚が研ぎ澄まされて、有馬温泉らしさ、御所坊らしさ、を醸してると感じている。